第3章 雑用少女

朝。いつの間にか私はベッドに入っていたようで、隣を見るとナミさんやロビンさんはまだ眠っていた。

「…………いい天気」

朝日が上り、私は陽の光を感じながら微笑んだ。昨日は宴会で、サンジさんの料理は格別に美味しかった。思わずいつもの何倍もお腹に入れてしまった。チョッパーやウソップさんたちに勧め、フワフワとした気持ちになってしまった……というのもある。

「……さて、仕事を始めましょう」

そして持っていたバケツとモップを持ち、私は腕まくりをした。