第5章 迷い
福岡2日目の朝。
朝食の後少し時間があったから、大我を呼び出した。
大「北斗どうした?」
北「昨日、唯ちゃんとは連絡取った?」
大「ああ。メールはしたよ。本当は電話したかったけど。」
大我は立派だな。ちゃんと我慢してる…
大「北斗は?どうだったの。」
北「電話で話した。そんで、気持ちも伝えた。」
大「え!まじ!?お前…!で、望美ちゃんは…」
北「好きって言ってくれた。」
大「どうするの、これから。」
北「付き合うのは無理だと思う…。東京帰る前に会って話すつもり。」
大「ちゃんと言える?しっかり気持ち固めときなよ?」
北「ああ、分かってる。」
これで…これでいいんだよな。