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Happy Birthday to ...
第3章 仕掛ける
後半戦が始まり、北斗くんが意識してこっちに多めにきてくれるかな、なんて期待してたけど全然そんなことはなかった。
北斗くんはステージ中を平等に駆け回り、みんなに手を振ったりしていた。
もちろん私にも。
さすがアイドルって思わされた…
少し期待した自分がバカらしくなった。
でもファンサもらえたからいいや!なにより北斗くんと話せたし!
そして、コンサートが終わり唯と帰ろうとした時…
「葉山望美さんですよね?ちょっとよろしいでしょうか。」
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