• テキストサイズ

ただいま休止中…トリップ少女と愉快な学園

第4章 これからが本番


上機嫌なさなえちゃんは近くのスーパーに来ていました

「今日のご飯は何にしようかなぁー♪」

さっきのリョーマのことが嬉しかったのもあるけど
今日は大家さんとご飯を食べる日!
何から何まで大家さんのお世話になっているので
恩返しにと呼ばれたときには一緒にご飯を食べる約束をしたんです!
今日ははじめて呼ばれたのでとてもドキドキしてます

「でも、どうしてそんなに優しくしてくれるのかなぁ…」

今買い物をしてるのも、大家さんがカードを持たせてくれたから
いくらでも好きなものを買っていい
と言われたけどやっぱり無駄遣いは出来ないよなぁ
そんなことを考えてるとお会計が終わった

「よし!いくぞー!」

大家さんの家まではそんなに遠くないので歩いていける

「ちょっと、買いすぎたかな?」

この前挨拶に行ったときはそうでもなかったけど
荷物があると少し遠く感じる
よし頑張ろー!と意気込んだ瞬間
ふと右手が軽くなる

「持ってくよ」
「リョーマ!」

突然現れたリョーマにビックリする
ありがとうとお礼を言いつつ、何でここにいるのか疑問にもなる

「どうしてここに?」
「あんたんち寄ろうと思ったらここにいたから」
「私に用があった??」
「別にそんなんじゃないけど、いつでも来ていいって言ってたから」
「そっかそっか!ありがとう!嬉しいなぁ」

終始ニコニコしてるさなえちゃんに少し照れたリョーマはうつむいたままついていった

「あ、そうだ。今日はね大家さんと一緒にご飯食べる日なんだけど」
「何で大家?」
「今住んでるところタダで用意してくれてるし、このご飯だって大家さんが買ってくれてるものだから
お礼になってるかわからないけどご飯をつくって一緒に食べるの!」
「なるほどね、荷物運んだら帰るよ」
「それは悪いよ!荷物は私が持ってく!」

そう言いながらリョーマの荷物を取ろうとするとひょいっとよけられた
何回か挑戦してみたけど全然取れない

「リョーマ~!」
「カルピンみたい」
「むぅー!私は猫じゃないぞー!笑うなぁー!」

そんな風にふざけあってるうちに大家さんの家までついてしまった

「ちょっと待っててね!」

リョーマと一緒にご飯を食べれないか大家さんに聞いてみると
快くいいよと言ってもらえた
リョーマを呼んで私はご飯を作り始めた
/ 29ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp