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あなたの声が聞きたくて【another story】

第5章 岩泉一【番外編】2








及「やっば!優料理の腕上がったね!」



優「そう?ありがとー」



さも当然のように同じ食卓で飯にありつく及川。



優の作る料理の腕が上がったなんて俺が一番良く知ってんだよ。



優「はじめ美味し?」



「ん、うめえ。」



優「そ!よかった!」



それだけなのにちゃんと理解してくれるのがまぁ嬉しい。



そこは俺と及川でも同じだし、優と及川でも同じ。



幼馴染みだからこそなせる技みてえな?



「あー食った。皿洗う?」



優「ううん、今日はいいよ。お風呂入ってきなよ。」



家事は分担制じゃねえけど手伝える事はなるべくやるようにしてる。



優一人に負担かけたくねえし、何より



「ん、わりぃな。明日は手伝う。」



優「ありがとう。」



優の“ありがとう”がひどく気持ちいいから。



及「あの岩ちゃんが家事かぁ、、、」



“あの”とはどの事なのか分からなかったけれどとりあえずいい方向と受け取っておこう。



今は風呂だ!



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