あなたの声が聞きたくて【another story】
第5章 岩泉一【番外編】2
一日の仕事を終え、いつもより短い練習時間を熟して家に帰ってさあ話し合おうかと思っていたのに、
「なんでお前がいんだよクソ川ァァ!!」
及「おっ邪魔してまーす!」
優「ごめんね?いつの間にかうちの合鍵持ってて、、、」
及「優だって俺んちの合鍵持ってるじゃん!!」
優「あんた見た目しっかりしてそうなのにズボラだからたまに掃除やりに行ってあげてるんでしょ!!」
及「う"ッ、、、ごめんなさい。」
「こんなのに構ってる時間ねえ。俺の分の飯ある?」
優「あるよ、用意するから待ってて!」
及「、、、岩ちゃん。」
パタパタとキッチンへ消えていく優をジーッと見ながら及川が呟いた。
「んだよ。(どうせくだらねぇことだとは思うけど)」
及「俺、優みたいな奥さん欲しい。てゆうか優が欲しい。」
「ふざけんなこの野郎」
青筋をピキピキとたてながら手は出さないよう顔の前で組んでテーブルに肘を付いた。
手出すと優に怒られんだよ。
「お前もし合鍵使って俺のいない間に優に手ェ出してみろ?お前のその目ン玉繰り抜いてお前のモノ二度と機能出来ないようにしてやっかんな?」
及「そんなつもりはありませんんんん!!!物騒なこと言わないでっ!」
優「徹もはじめもうるさい。ご飯抜きにする?」
「「スミマセンデシタ。」」
((優には逆らえねぇ、、、。))