あなたの声が聞きたくて【another story】
第3章 岩泉一【番外編】
花「理由わかんねーの?」
優「分かってたらこんな事してないよー」
花「デスヨネ。」
夕食にしようと人ん家のキッチン使って勝手に料理をし始めた優。
その様子を男三人で眺めていた。
花「岩泉が羨ましい。」
「「ホントそれな。」」
花「そんな風景いつも見れんだろ?なんか腹立ってきた。」
酒も入り始めてほろ酔い気分になり始めた頃だった。
ブーッブーッ
松「花、ケータイ鳴ってる。」
花「おー」
誰からかかってきたのか確認せずに出たのが良くなかった。
「よお。」
花「岩、、泉」
岩「優そっちに行ってねーか?」
不安がにじみ出てきたような声。
言うべきか言わざるべきか。
花「えーっと「優ー!おつまみ下さい!!」っ及川!!!!「へ?」
岩「、、今からそっち行くわ」
花「ウィッス」
一気に酔いが冷めてしまった。
とりあえず
花「優すまん。悪いのは及川だ。」
俺の身の安全の確保が優先だ。