あなたの声が聞きたくて【another story】
第3章 岩泉一【番外編】
岩「行くぞ」
「どんと来ーい」
3本目のサーブはトスが少しブレてサイドライン付近に向かって行った。
及「岩ちゃんズルッ!?」ゲーン
岩「わざとじゃねえよ!!」
厳しいとは思いつつも必死にボールに飛び込んだ。
ン"!?エ"ッ!?あ。ハァ!!?
様々な声が聞こえる中
ボールはセッター位置に上がった。
テンテン、、とボールが転がるのをはじめは目を見開いて見ていた。
「はじ「すいませんでしたぁあ!!」、、、はい。」
声をかけた途端にガバッと頭を下げて謝られた。
「分かったならいいけどさ」
岩「チッ、、、」
「ん?」
岩「何でもねーよクソッ。」
「好きなだけ練習してれば??」
家に入れないけど。
ぼそっとつぶやいた言葉は周りの何人かには聞こえていたらしく控えめに笑っていた。