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あなたの声が聞きたくて【another story】

第7章 岩泉一【番外編】3



ー及川ー








懐かしいメンバーと話をしていると岩ちゃんのお母ちゃんたちと優ママも会場に入ってきた


そろそろだろうと各々案内された席に腰をを下ろすと、司祭さんが入ってきて結婚式の開始を宣言した。


扉が開いて岩ちゃんが介添人と入場。


「岩ちゃんがっ…白タキシードッ…」


「及川ちょっと静かにしようか」


「ホラ岩泉こっち睨んでんぞ」


「やっべ。」


注意しつつもまっつんとマッキーだって肩震わせてんの分かってるかんな。


お願い岩ちゃん白タキシード着ながら睨まないでマジで怖いから。


若干の冷や汗をかき目線を反らせば突然ガチャりと音がした。



外の眩しい光と一緒に一歩いっぽ


カツン、カツンとヒールの音を響かせながら


岩ちゃんの元へと向かう優。


純白のドレスに身を包んだ姿は今まで見てきたどんな女の人よりもずっとずっと綺麗で、



さっきまで飛雄たちにムカついてたこととか、
岩ちゃんのタキシード姿に笑ってた事とか、





全部吹っ飛んでしまうくらい衝撃的だった。










胸の奥が焼けそうなほど熱い。





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