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†D.gray-man† 追っかけ少女物語

第3章 ◆過去と今





・・・




「また、聞きそびれた・・・。」





ここ、黒の教団は毎日

バタバタバタバタと忙しなく人が行き来する。

そのおかげで尽く会話の邪魔されるのは

今に始まったことではないが、



「さすがに、イラっとすんなー。」


そう思い、席を立とうとした時、




「僕、知ってますよ。サラのイノセンス。




・・・知りたいですか?」





すげー笑顔を向けてくるアレンが

キラキラとした背景設けて俺を見る。



「なんで、アレンが知ってるんさ・・・?」


・・・任務のほとんどは、俺と一緒じゃねーか。





「僕に限らず、

神田やチャオジーも知ってます。」




「なにっ?!」



これには、びっくり。


何で何で?俺以外全員知ってる勢いなんじゃ・・・





「ご察知の通り、ラビ以外全員知ってます。」




「なにぃーっ?!」



さっきから同じ笑顔で

スラスラ喋る目の前の年下エクソシスト。


・・・俺の考えてることまで読みやがって。


ていうか、なんで俺だけ知らねぇんさ?

俺が聞かなかったからか?

それとも、サラが口止めしてたからか?




「ラビが聞いてこなかったし、

サラも特に教えようと思ってなかったみたいです。」



わ、また読まれた。俺ってそんな単純かよ。


しゃーない、もうアレンを頼るしかないさ。



今日、何度目かのため息をまたも零して

俺は椅子に座り直すとアレンをしっかり見据えた。


「で、何さ?

サラのイノセンスって。」



俺の行動を見て笑顔だったアレンが

少しだけ表情を固くする。




「サラのイノセンスは、


・・・戦闘を主としてないイノセンスです。」




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