第18章 泡の島
武器を調達した。
シャボン玉の仕組みを理解した。
その技術を自分の物にした。
メアリー「・・・公開処刑まであと2日。」
メアリーの足元にはメアリーを狙って襲ってきた人攫い屋の人々。残念ながら返り討ちにあったようだ。
メアリー「・・・行こう、アル。時間がない。」
メアリーの耳元で、エースにもらったピアスがきらりと光った。
“大丈夫よ、ルージュ。私の子は、きっと貴女の子を守ってくれるわ。”
“だって、私の子だもの。”
メアリー「“手放してなんぞやるものか”。」
可愛い愛しい哀れな我が弟。