第11章 コルボ山
メアリー「エースとサボと兄弟の盃を交わした?」
ルフィ「おぅ!!!だから、メアリー姉は俺の姉ちゃんだ!!」
サボ「俺達の、だろ。ルフィ?」
そう晴れやかに言うルフィ。
メアリー「ふふっ。私は元々ルフィのお姉ちゃんのつもりだったけど?」
ルフィ「!メアリー姉ーーーーっ!!」
サボ「あ、こらルフィ!!」
ルフィはボスンッとメアリーに抱き付く。エースは出かけてていないようだ。
メアリー「大丈夫よー。私はここにいるから。」
少し小奇麗になったメアリー。今時の若者のような恰好をする事が増えた。なんでも、「今時の子はこうでなくっちゃ!」とマキノに服を多く貰ったらしい。
少しチャラいイメージがつくが、それでもメアリーは綺麗だった。
サボ「今日はダダンとこ泊まってくる!」
メアリー「はいはい。ダダンに宜しくね。」
ルフィ「メアリー姉~~~!またなーーー!!」
静かになった家の中。
メアリー「・・・この格好、やっぱり動きにくいよねぇ、アル。」
アルの頭を撫でながらそう呟くメアリー。
メアリー「・・・嫌な予感がするのよ、アル。」
ウソだといいな。
その日以降、サボがメアリーの家に戻って来る事はなかった。