第9章 16歳。
ルフィ「えぇぇえええっ!!メアリー姉一緒にシャンクスと海に出るのかぁ!?」
メアリー「グランドラインには入らないよ。戻って来るし。」
メアリーはガヤガヤとお酒も入って賑やかな酒場でそうルフィに告げる。
ルフィ「しばらくメアリー姉に会えねぇじゃねぇかー・・・。(ムスッ」
メアリー「ずっと会えないわけじゃないよ?」
ルフィ「そうだけどよー・・・。」
マキノ「今までは断ってたのに珍しいわね。」
メアリー「・・・まぁ、ね。」
シャンクス「メアリーーーーっ!呑んでるかーーーっ!」
メアリー「呑んでるよ。」
エース「・・・海に出るのか?姉ちゃん。」
メアリー「1か月くらいだよ。」
夜になり、メアリーは自宅に戻って荷造りをしていた。
サボ「じゃあしばらくは姉ちゃんに会えないのか・・。」
メアリー「家の中は自由に使っていいからね。食糧も使っちゃって。帰って来た時には腐っちゃってると思うし。」
エース「分かった。ダダンに持ってく。」
メアリー「宜しくね。」
サボ「・・・姉ちゃん?」
メアリー「何?」
サボ「荷物、そんだけか?」
メアリー「これだけだけど。」
エース「・・・少なすぎねぇか?」
メアリーの荷物は小さめのリュック1つだけ。
メアリー「そう?シャンプーとリンスと着替え2着入ってたら十分じゃない?」
サボ「武器は?いらねぇのか??」
メアリー「・・・あぁ、言ってなかったっけ・・?武器調達に行きたいから着いて行くの。」
エース「・・・そういう事か。」
メアリー「そういう事。ヒビ入っちゃって使えなくなっちゃったからね。」
サボ「そっか。じゃあ十分だな!」
メアリー「でっしょー?」
エース「・・・気を付けて、な。」
メアリー「ありがと、エース。行ってくるね。」
サボ「帰ってきたら手合せな。」
メアリー「はいはい。じゃあ行ってきます。」
メアリーは家を出て行った