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夢の欠片

第3章  新生活















メアリー「・・・こんな船、乗っていいの?お金、ないのに・・・。」
女1「いいのよ!途中まで乗せてってもらいなさい!(微笑」




メアリー達の目の前には大きな旅船。




メアリー「・・・私、皆に何も、出来てないのに・・・。」





男6「なーに言ってんだぃメアリーちゃん!メアリーちゃんのお陰で仕事もっと頑張ろうって気になったぜ?」
男4「そうだぜー!メアリーちゃんに魚あげようと思って海に漁出てたんだかんなー!」
女2「メアリーちゃん、私の娘のお世話もしてくれたし、とっても助かったわ。」
女5「ありがとう、メアリーちゃん。」



メアリー「・・・自分勝手で、ごめんね。」





「「子供は、ワガママを言うもんさ!」」






メアリー「・・・ありがとう。またね!」
エース「またなー!」















そうして、メアリー達は町を出た。




















エース「ねぇちゃ?どこ??」
メアリー「んー・・・?まだ決めてないなぁ。」



甲板の上でエースを膝に乗せて空を見上げるメアリー。







メアリー「・・・この海、出たいね。」






そう言うメアリーは、どことなく寂しそうだった。





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