第3章 新生活
男4「ほ、本当に行ってしまうのかぃ?メアリーちゃん・・・。」
メアリー「うん。そろそろ行かなくちゃって、思ってたの。」
ニコニコとそう答えるメアリー。
女1「メアリーちゃん・・・私達じゃ、手伝えてなかったかな・・?」
メアリー「そんな事ない!・・・本当は、もっと早くに出るつもりだったの。でも、皆いい人だから・・1年もいちゃった!」
男2「何か事情があるのかぃ?」
メアリー「人を、探してるんだ!」
女3「・・・人?ご両親??」
男2「ばっ・・・!」
メアリー「ううん。お父さんもママも死んじゃったから。」
女3「あ・・・ごめんなさい・・!」
メアリー「大丈夫!悲しくなんてないから!・・・いつか、会えるといいなーって、思ってて。」
そう言ってメアリーはエースを抱える。
メアリー「じゃあ、私エースのご飯作らなくちゃだから、また明日ね!!」
てててーっと眠たそうなエースを抱えて走るメアリー。