第8章 カカシとの同居
•ユヅキside
その日から、私とカカシさんとの同居生活が始まった
カカシ
「さ、家は大体片付いたし、夕食はどうしよっか?」
私の荷物は少なくて、すぐに片付いた
私はカカシさんの家の一室をお借りして暮らすことになった
ユヅキ
「別に何でもいいですよ。」
奏多とのことがあってから、私の身体は水さえ飲めば、生きていけるようになっていた
だから食事は必要なかった
それでもサスケには心配をかけないようにサスケの前でだけは食事を取っていた
カカシ
「ん〜。そう言われてもねぇ。じゃあ…、外食にしよっか。」
カカシさんと外へ出かけた
着いたところは“一楽”
テウチ
「いらっしゃい!」
暖簾をくぐると店主さんがそういった
カカシ
「オレの奢りだから、まぁ、遠慮なく食べて。」
そんなに食欲もないんだけどなぁ…
ユヅキ
「じゃあ、少なめで。」
カカシ
「いや、遠慮しなくていいよ?」
ユヅキ
「いえ、少食なので大丈夫です。」
私がそう言うと、カカシさんも自身の分を頼んだ
それから、カカシさんは店主さんと話していた
カカシ
「今日からこの子の面倒みることになったのよー。」
テウチ
「その子、あれだろ?うちはの…」
カカシ
「そう、ほら挨拶して。」
ユヅキ
「ユヅキ、です。」
テウチ
「ユヅキか、ま、ラーメンが食いたくなったら、うちに来な!」
ユヅキ
「は、はい。」
テウチ
「そういえば、何歳なんだ?」
ユヅキ
「8歳です。」
テウチ
「8歳か、お前も大変だなぁ。」
食べているときに話しかけてくるのはやめていただきたい
というか、もうカカシさんは食べ終わってるし…
食べ終わった頃にはお腹がいっぱいになってた
ユヅキ
「ごちそうさまでした。」
テウチ
「おう!また来いよ!」
カカシ
「じゃあ。ユヅキ行こうか。」
私とカカシさんはカカシさん宅へと戻った
サスケは今頃何してるのかな…