第19章 小話
ある任務終了後の木ノ葉の里にて
サクラ
「ねぇ、ユヅキ!!これから二人でお茶しない?おいしいところ知ってるの!」
ユヅキ
「ホントに!?行く!!サスケも一緒にどう?」
サスケ
「…オレはいい。甘いもの好きじゃないって知ってるだろ。それにやることがある」
サスケは手を軽く振って、去っていった
サクラ
「二人で!!二人で行きたいの!!」
ユヅキの腕を掴んで大きな声でそう言ったサクラはユヅキに顔を近づけて小さい声で相談があると言った
ユヅキ
「で、相談って?」
その後、お茶屋さんに移動した二人、ユヅキは注文をしてからサクラに切り出した
サクラはもうちょっと待ってね、とだけ言うと辺りをきょろきょろと見まわした
サクラ
「あ、いた!こっち!」
立ちあがって手を振るサクラその先には、ヒナタとイノがいた
イノ
「おまたせーー!!ごめんね?シカマルがめんどくさいって言ってなかなか動いてくれなかったのよー」
ヒナタ
「私も任務でちょっと遅くなっちゃった…。」
ユヅキ
「…?サクラちゃん、どういうこと?」
サクラ
「女子会、開こうと思って!!同期のメンバーで、しかも女子だけで集まるとか機会ないでしょ?それにユヅキ、あまり自分から周りに関わろうともしないし…。」
イノ
「私も話してみたかったのよねー。なんたってサスケくんの姉弟(きょうだい)でしょ?どんな子なのか気にはなってたんだけど、話す機会全然なかったし、そしたらサクラが女子会開こうって。で、そこにヒナタも通りかかって、このメンバーがそろったってわけ!」