第17章 帰郷と波乱
カカシ
「病院の上で何やってんの?ケンカにしちゃちょいやりすぎでしょーよ、キミたち」
ユヅキ
(ナルトくんの術…見たことない。直感でわかる、危険だった。サスケの千鳥もどう考えてもあの規模じゃ人を殺せるくらいだ…。)
カカシはサスケが直撃したほうの貯水タンクの上に座りサスケに話しかけた
カカシ
「サスケ…、何優越感なんかに浸ってる…。さっきの千鳥…ナルトを殺す気だったのか?」
サスケはカカシを睨み黙って何も言わずに姿を消した
サクラ
「うっ…うっうっ、ヒック…」
ユヅキ
「大丈夫…。落ち着いて」
嗚咽まじりに泣き出したサクラを優しくなでながら慰めるユヅキ
カカシは陰に隠れた自来也と少々話し、終えるとサクラの前に立ち、前かがみになり笑った
カカシ
「大じょーぶ!また昔みたいになれるさ!」
それだけ言うとカカシはどこかへと向かった
ユヅキ
「カカシさんがあのように言ったんだから大丈夫よ、きっとね。」
サクラ
「うん…。ありがと…。」
サクラが落ち着いたことを確認すると、ユヅキは綱手の元に向かった