第16章 本戦と木ノ葉崩し
ふらりふらりとユヅキがたどり着いたのはうちはの家の前
ユヅキ
「…何でここに。」
少し驚いたが兄の部屋へと足を進めた
静かにベッドに寝転がった、その瞬間頭の中で映像が流れだした
ユヅキ
「っ!」
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サスケ
「死ねぇぇええ!!!!」
…-
イタチ
「お前は弱い…」
…-
ユヅキ
「死なないで!!!…-さん!!」
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ユヅキの見たものはすべて断片的で訳が分からなかった
一つ目は、雨の中で場所は滝が近くにあり、サスケが千鳥をユヅキに向けていた
二つ目は、建物内で他にも周りに人がいた、言葉はイタチがサスケに吐いた言葉
三つ目は、辺りが薄暗くがれきだらけの中涙で視界がぼやけてあまり見えないが誰かを抱き上げてるユヅキだった
ユヅキ
「…もう、見たくない!」
小さく流れてく涙
ユヅキ
(また、誰かが死んでしまう…。私が大切に思っている人が…。)
止まらない涙にどうしていいかわからずただただ涙が流れていく
…ーーぎしッ
背後からの物音にさっと起き上がり振り返った
それと同時に抱きしめられた
そこにいたのは
ユヅキ
「な、なんで…にぃさんが……?」
イタチ
「…。」
イタチは何も話しはしないが泣いているユヅキの頭を撫で、ユヅキはそれ以上は何も言わずただただ静かに泣き続けた
どれくらい時間がたっただろうか、ユヅキが落ち着いた時ふとイタチの顔を眺めた
それと同時にユヅキは眠ってしまった