第15章 中忍選抜第三次試験
サクラ
「ユヅキ。」
帰る途中、サスケの病室に顔を出そうとしていたユヅキはサクラに呼び止められた
ユヅキ
「どうしたの?」
サクラ
「さ、サスケくん。どこか行っちゃって…。」
ユヅキ
「サスケが?そう、じゃあ帰るよ。教えてくれてありがとう。」
見るからに顔色の優れていないサクラ
ユヅキ
(こんなにもサスケのことを思ってくれる子がいるのに、何も言わずに消えたのね…。)
サクラ
「ユヅキは!心配じゃないの!?サスケくんのこと…。」
ユヅキ
「心配か…、うん。心配してる、でもそれよりもサスケのこと応援してる気持ちのほうが大きいかな?だからサクラちゃんも応援してあげて。」
ユヅキの言葉にサクラも表情をやわらげた
サクラ
「うん…。そう、だね!」
サクラの顔色を確認し、ユヅキは別れを告げて帰宅した