第13章 中忍選抜第一次試験
朝、今日も1日が始まる
任務のため、ユヅキとサスケは家を出て、集合場所へ
そこへ着くとサクラが既にいて、挨拶を交わす
少し遅れてナルトの到着
ナルトは叫びながら走ってくる
そして、サスケと目があう
2人は同時に目を反らす
そんな2人にサクラは気まずく思っていた
ユヅキはというと特に気にしてはなさそうだった
それから3時間が過ぎた頃にようやくカカシがやってきた
道に迷ったと言い訳するもサクラやナルトに責められる
ナルトは近頃カンタンな任務ばかりで飽きたと言わんばかりだ
カカシは軽く流して、出発し始める
任務終了後、ナルトはボコボコにされていた
サクラ
「もうムチャするからよ!」
サクラに肩を貸してもらいながら歩くナルトに追い打ちをかける如くサスケの一言
サスケ
「ったく、世話のやける奴だな。」
ナルトはサスケに向かって叫んだが、サクラにより止められていた
ユヅキ
「サスケ、余計なこと言わないの。」
カカシ
「んー、最近チームワークが乱れてるなぁ…。」
カカシの発言にここぞとばかりにナルトは叫ぶ
ナルト
「そーだ!そーだ!チームワーク乱してんのはテメーだよサスケ‼︎いつも出しゃばりやがって‼︎」
サスケ
「そりゃお前だ、ウスラトンカチ。そんなにオレにカリを作りたくねーならな…オレより強くなりゃいーだろが。」
また口喧嘩が始まるかと思いきや、ユヅキがそれを止めた
ユヅキ
「今のはサスケが悪い。」
サスケの少し後ろにいたユヅキはサスケに軽くチョップをかます
ユヅキ
「いくらイラついてるからって人に当たらないの。」
サスケ
「最初に当たってきたのはあいつだろーが。」
ユヅキ
「だからって当たっていいことにはならないの!」
サスケとユヅキまで喧嘩しそうな雰囲気になってしまった
その時、カカシは空を飛ぶ鳥に気付く
カカシ
「はいはい、姉弟喧嘩はそれぐらいにして解散にするか。オレはこれからこの任務の報告書を提出せにゃならん…。」
サスケ
「…なら帰るぜ。」
ユヅキ
「サスケ先に帰ってて、寄るところあるから。」