第9章 新しいチーム
•ユヅキside
カカシさんが任務について説明している時の顔、面白い
変にキャラ作ってるというか……
変な笑い声を上げだした時には、いつもとのギャップで吹き出しそうになった
朝ごはん食べてくるなとか、厳しくない?
ま、無理に食べなくてもいいんだけどね
サスケにだけは言っておこう
ユヅキ
「サスケ、軽く食べて来ないと多分ダメだよ。」
それだけ言ってサスケと別れた
サクラ
「…ちょっといい?」
家へと帰ってる途中、あの子がいた
私が何も言わないでいると
サクラ
「昼間は当たったりしてごめんなさい!」
そういって、頭を深々と下げてから走って去っていった
誰もいなくなった後で、私は少し笑った
ユヅキ
「面白い子。」
その後、私はカカシさんの家に帰った
家に着いたら、奏多は速攻、人の姿になる
そして、私を部屋へと連れて行った
奏多
「血、ちょうだい」
奏多は私をベッドに座らせてから隣に腰を下ろす
ユヅキ
「わかった、わかった。はい」
マフラーを外し、両手を広げる
私は疑問を奏多にぶつける
ユヅキ
「ねぇ、奏多。最近、日中に睡魔に襲われるんだけど、どうして?夜は寝ているはずなのに。」
奏多
「疲れ、溜まってるよ」
ユヅキ
「そっか。あ、そういえばカカシさんに奏多のこと近々説明しないとね。約束しちゃったし…」
奏多
「本当に話す?」
もう一度、私が理解できているか、それを知る必要もある
奏多からも聞かないと……
そんなことを考えていると、カカシさんが部屋の戸を叩いた
カカシ
「ユヅキ、入るぞ」
ユヅキ
「どうぞ。」
カカシ
「奏多について聞きたいが、それより明日の朝、弁当4人前用意してくれると助かるんだけど…」
……そんなこと?
ユヅキ
「別にいいですよ。」
4人前…ねぇ
……カカシさんの考え、わかっちゃったかも
明日は面白くなりそう……