第9章 新しいチーム
•ユヅキside
サスケが縄を抜けてから、一緒にお弁当を食べた
そして、
サスケ
「ナルトのヤローを探しに行く。行くぞ」
食べ終わってからの第一声がこれ
ユヅキ
「言うと思ったよ」
私はサスケについて歩いた
少し歩いていると
サクラ
「もう!サスケ君たら♡
シャイなアンチクショーなんだから!心の準備はできたァ?私はもうバッチリなんだけどなぁ‼︎」
桜色の長い髪した女の子がいた
サスケ
「そろそろ集合だ。ナルトのヤローはどこ…」
サクラ
「まーたまたぁ、話そらしちゃってー。ナルトなんてほっときゃいいじゃない!サスケ君にいつもからむばっかりでさ!」
サスケは一人で喋り続けるその子の前を通り過ぎようとした
私はサスケに合わせて歩く
サクラ
「…ホラ!アイツ、両親いないじゃない⁉︎いつも一人でワガママしほーだい‼︎
私なんかそんなことしたら親に怒られちゃうけどさ!」
サスケの顔がどんどん険しくなっていく
サクラ
「だからいろんなとこでワガママが出ちゃうのよ」
サスケが口を開く
そう思った私は制止をかける
ユヅキ
「サスケ」
でも、意味はなかった
サスケ
「…孤独」
サクラ
「え?」
サスケ
「…親にしかられて悲しいなんてレベルじゃねーぞ」
サクラ
「…ど…どうしたの急に……」
ユヅキ
「サスケ!」
再度止めようとしたけど
サスケ
「お前、うざいよ」
意味はなかった
サスケ
「ユヅキ、行くぞ」
サスケはそのまま歩いて行ってしまった
慌ててフォローをいれた
ユヅキ
「えっと、ごめんなさい。サスケは悪い人じゃないの、少し不器用なだけで…」