第9章 新しいチーム
程なくしてアカデミー教師である海野イルカが教室に入ってきた
そして長々と話していた
イルカ
「今後は3人もしくは4人1組の班を作り……各班ごとに一人ずつ上忍の先生が付き、その先生の指導のもと任務をこなしていくことになる。」
サスケ
(ちィ…3人もしくは4人1組か。ユヅキ以外だと足手まといが増えるだけだな…)
サクラ
(絶対‼︎サスケ君と一緒になるわよ‼︎)
ナルト
(まずサクラちゃんと……他はサスケ以外なら誰でもいいや!)
それぞれの思惑が錯綜する中、ユヅキは未だにサスケの肩で寝ていた
イルカ
「班は力のバランスが均等になるようこっちで決めた」
その一言に教室内からブーイングが飛ぶ
1班から順に呼ばれて次は7班
イルカ
「じゃ次、7班。春野サクラ…うずまきナルト!」
ナルトがガッツポーズで喜ぶ
反対にサクラは落ち込む
イルカ
「それと…うちはサスケ」
今度は2人が反対の反応をした
イルカ
「ユヅキ」
ナルト
「イルカ先生‼︎よりによって優秀なこのオレが!何でコイツと同じ班なんだってばよ‼︎」
ナルトの声にイルカは反応する
イルカ
「……サスケは卒業生28名中1番の成績で卒業。
ナルト…お前はドベ!
いいか!班の力を均等にするとしぜーんとこうなるんだよ、その為保険に2番のユヅキも入れてるんだからな」
サスケ
「フン…。せいぜいオレの足引っぱってくれるなよ、ドベ!」
ナルトはサスケの最後の言葉に反応
ナルト
「何だとォ、コラァ‼︎!」
だが、サクラに止められる
サクラ
「いいかげんにしなさいよナルト‼︎」
そんな様子をイルカはため息をつきながら思う
イルカ
(…。ま、どうにかやっていけそうかな!
ナルトの奴も…)