第7章 不器用な告白
ー相葉sideー
ドキンッ‼︎ ドキンッ‼︎
脈打つ心臓の音は、大きくて速い。
そして、体温も高い。
「大丈夫?相葉ちゃん」
リーダーが心配そうに?下から覗き込む。
顔はちょっと緩んでるけど。
「むっ…やばっ…死にそ…」
息が詰まって、上手く言葉を発することが出来ない。
「無理じゃないしヤバくもないから、死にそうなんて言わないで?」
リーダーは、俺の途切れ途切れの言葉を汲み取ってくれる。
「行って…来る」
「うん。言って来る、だけどね。
頑張れ、相葉ちゃん」
ツッコミに回るリーダー。