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【嵐小説】緑と黄色が交わると…。
第4章 涙
松潤のことが好きなんだって、分かってても辛いよ…。
「あ、相葉くん?どしたの⁉︎」
顔色の変化を素早く感じ取るニノ。
「ん、何が…?」
「相葉ちゃん…?」
「ご、ごめっ…」
目の前が霞んで来る。
ポタポタ…と足元に雫が落ちて行く。
「相葉くん⁉︎」
ニノの焦りと驚きが混ざった声がする。
「ごめ…」
「どうしたんだよ」
いち早く側へ来てくれるニノ。
その優しさが、今は逆に辛い。
「なんでも、ない…」
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