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第4章 chapter 4




「せんせー。トイレ行っていいですかー?」

「んー」


男女別の体育の時間。


男子の先生は今恋煩いの噂があるほど授業に手をつけられておらず、基本的に自由時間。


「あいつ抜け出せたかな…」


京香のことを少し心配しながら裏倉庫に向かう。


「あ、俊。」

後ろから話しかけてきたのは京香だった。

「しっ。一緒に行ったら怪しまれるから俺は別のルートで行くぞ」

「うん。じゃあまたあとでね。」




あっけらかんとした態度に少し疑問を感じつつ、俊は別の方向へ向かう。





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