• テキストサイズ

【HQ】バンパネラカンタービレ【R18】

第33章 Friend Date.


「国見くん、私に何してほしいか考えた?」
ゲーセンの隅のソファにすわってジュースを飲む。
建物の中は暖房がきいているし閉め切っているから暑い位だ。

「ん」
「なん?」
私は再びスマホケースの中のプリを見てげんなりしながら云う。

「家、行きたい」
ポツリ、と国見くんが云う。
「え?家?」
「影山連れて行ったんでしょ?」
ん、そうだね。
みなさんには云ってないけど、最近もたまに、うん、たまぁーにくるよ。
休みの日の朝とか、平日の夜とか。
いや、ほんとたまに、ね。
/ 563ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp