第5章 Lips the so sweet.
「んっ、んふぅっ」
鼻にかかった声が出てしまう。
「可愛い」
歯がぬかれて傷口を舐められる。
そしてヨシヨシと頭を撫でられた。
「岩泉先輩、あの…私、なんかした方がいいですか?」
もう我慢できなかった。
処女だし、そんなに積極的にそれを捨てようとも思ってなかったのに。
アソコがジンジンして。
私は欲情していた。
「ほんとにシテいいんか?」
岩泉先輩に困った顔で聞かれ、私は頷く。
「もう我慢できないんです。ください」
云うとゴソゴソ衣擦れの音がして思わず下を見る。
男の人なんか、初めて見たかも。
思ったよりグロテスクではないかな?
女の子のみたいに粘膜みたいな感じじゃなくて肌の延長っぽい色してるし。
肌の隙間に手を入れてスカートのホックを外してジップをさげる。
スカートと一緒に下着もおろす。
岩泉先輩がそれを床に落とした。