第33章 Friend Date.
二人で静かにもう人影もまばらな校舎を出て行く。
「どこ行きたい?」
国見くんが門を出た辺りでやっと振り向いてくれた。
嬉しくて駆け寄って腕に絡む。
「ぇ…あの…」
見上げれば国見くんは真っ赤になっていた。
「ん?」
今更じゃないかな。
もっと恥ずかしい事いっぱいしてるし…。
「あ、あたってる」
「おっぱいもむ?」
「えっ」
「もみますかもみませんか」
「もむ」
国見くんは私のそれなり乳をもみゅっともむ。
「どうだー」
笑って云う私に国見くんは依然として顔を赤らめたままむにむに胸をもんでいる。
「や、やわらかい」
まあ脂肪だしね!
機嫌直してくれたかなー。