第30章 SweetDate.
「お前ほんと…」
「…?」
スカートを一先輩に握らせる。
「早くください」
恥ずかしいとかよりもう堪らなくて堪らなくて自分から誘ってしまう。
「うん」
赤らんだ顔の一先輩が私の下着に手をかける。
それを手でさえぎって大事な部分だけ布を横にのける。
「一先輩、きて♡」
くぱ、と指でひだを広げた。
途端一一一先輩のアレが私の中に入ってくる。
ぐちゅって私の液がはねる。
「あっ、んんんっ、はぁ、はぁんっ」
慣らすようにゆるゆる奥を開かれて先っぽが優しく行き止まりをコツコツする度に勝手に腰が揺れた。
「痛くないか?」
一先輩が優しく私の頭を撫でてくれる。
それも気持ち良い。
でも、もっと、もっと気持良くなりたい。
一一今だけ。
貴方と。
「一先輩、好きです」
それは何度目なのか、分からない程重ねた言葉。
貴方を選んだあの日から。
「うん。オレも好きだ、つむぎ」
キスをして、一先輩が快楽を追う。
激しく私を貫いて、引き抜いて又貫いて。
「あっ、くぅっ、あっ、ひっ、ひぁっ、…………」
一一ごめんなさい。
貴方を選んだのに貴方とだけ居られない私で。
今だけは貴方だけの一先輩だけの私だから。
私だけの一先輩だから。