第30章 SweetDate.
「お前…それ他の奴には云うなよ?」
こくん、と頷くと、抱えられてベッドの上に乗せられた。
え、と、脱ぐべき?
とりまタイツを脱ぐ。
「わりぃ、今日はあんま余裕ない」
一先輩の顔に私は自然に笑む。
「笑うなっ」
先輩がキス、してくる。
一一好き、過ぎるよ。
何故か涙が出た。
それに気が付いた一先輩が、唇で雫を吸い取る。
あったかい。
抱き寄せた。
「一先輩、好き…」
今度は私からキスして下肢に手を這わせる。
甘勃ちした熱いものを形をなぞる様に指で愛撫した。
唇を離しかがむ。
そして一先輩のスラックスの前を開ける。
「わっ♡」
熱気が私の鼻先をかすめた。
一先輩の体臭。
血を吸われてテンションの張りMAXの私にはそれは起爆剤にしかならない。
下着を下げるとそれがプルンと揺れながら私の眼前に晒された。
「つむぎ…?」
舌で唇を舐める。
「私はもう大丈夫なので…」
口を開いて舌で露出した先っぽを舐めた。
そうしながら口の中にそれを招き入れていく。
舌で舐めながらぢゅっと口で吸うと一先輩が呻いた。