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【HQ】バンパネラカンタービレ【R18】

第27章 白齣


「ありがとう木原さん」
ウェットペーパーで手を拭きながら部長が向き直る。
その前にお饅頭とお茶を置く。

「これは美味しそうだ」
喉が乾いているのだろうお茶をすすり部長。
昨日試食したけど美味しかったし大丈夫だよね?

私は不安になって先に一つ取って口に運ぶ。
ふわふわの側にねっちりしたこしあん。
甘さが口に広がる。

保温ジャーに入れてきたからまだほんのりあたたかい。
ほっこりして、お茶を飲む。

良かった。
不味くない。

石和部長も手に取りはむはむ口にはこぶ。
「これは美味いなあ。好きな味だよ」
早くも一個目を食べ切り二個目に手を伸ばす部長。
食べてる石和部長可愛い♡

「いつものお礼です」
私の言葉に白い肌にほんのり紅がさす。

「やっぱり、君は優しいな、へへっ」
可愛く笑う部長。
更に三つ目を手に取る。
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