• テキストサイズ

【ハイキュー!!】鈍感女子とお疲れ男子

第3章 二口流対応策


「あのさ…」

「あっそーいえばにろさ…」

あ、話変えられたな…まぁ無意識だろうけど…

二口は華楓が昔から鈍感だということを知っていた。だからか落ち込むこともなく、むしろ呆れていた。

「なんであたしが怖いとか先輩達の前で言っちゃうのさ!」

「…言わなきゃ先輩達お前の被害に合うだろ」

本当は違う。先輩達を華楓に近づけたくなかったから…

「いやいや、それ以前にビビってたじゃん!次会うとき距離置かれたらどうすんのさ…」

「…」

しばらくの間沈黙が続いた。しかしその間に駅にたどり着いた。

「あ、ここか!…うわっあと1分!!じゃあにろ行くね」

「…あぁ」

そう告げて改札口まで走った華楓。だが入る直前で二口の元まで走ってで戻ってきた。

「これ!」

華楓は名刺を二口に渡した。

「後でメール頂戴!じゃあ!!」

「おう…」

華楓は駅のホームに走っていった。

俺の気持ち…お前にはまだ…見えないのか…
/ 45ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp