第8章 帝光中へ
体育館の扉が開いた。そこには男と言っていいのかと思うほど綺麗な男性がいた。
体育館全体が静まり返えり、誰もがその男性に見惚れていた。
「兄さん‼」
また体育館は静まり返った。だが、一瞬で
「兄さん!?え~~~~~っ!」
その二人をぬく体育館にいる全員の声が揃って響いた。
「あっ、赤司っち、その人が赤司っちの」
「ああ。」
その男性は気付いたように体育館を見渡して微笑むと口を開いた。
「はじめまして。征がお世話になっています。征の兄の赤司雅と申します。。」
その人がそう言うとまた体育館にいる全員の声(赤司除く)が揃った。
「本当に男性なんですか!?」
「どうゆう意味ですか?!」
その人の声が体育館に響いた。その人は綺麗な声をしていた。