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【ハイキュー】エンノシタイモウト第三部

第14章 【電脳少女、偵察に行く その4】


「美沙って名前、前は違う苗字、義理の兄貴、関西弁」

ブツブツと独り言を言う彼の様子は大変に貴重だ。しばらくブツブツ言ってから白布は息を吐くのとほぼ同時に呟いた。

「捨て子の薬丸。」

五色は首を傾げ、やはり聞こえていた天童が目を細めていた。

縁下兄妹はそんな事は露ほども知らず美沙の部屋のベッドに座り、これまた美沙のスマホを仲良く覗き込んでいる。
どこかの知らない誰かがオンラインでライブ配信をしていた。

次章に続く
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