第33章 【その後の大騒ぎ】
そしてその放課後の事である。しつれいしまーっすと元気の良い声で縁下美沙以下機材を抱えたパソコン部の連中がやってくる。
それはいいのだが何せ及川をいじり倒したような奴等だ、いきなり当初美沙を勧誘した1人があ、お兄さんご無沙汰してますっなどと力に言い出して力が慌てふためきそれに乗じて他の部員があれが縁下女史のお兄さん、癒し系ボイスで女子のハート掴むタイプだな、おい縁下今度兄貴でボイスとらせろと好き勝手を言い出した為に生徒らはわあわあ騒ぎ出し今度は澤村が怒鳴る事態となったのだった。
「先生よ、ありゃ何だ。」
「今年のパソコン部は元気な部員が多いと聞きましたが想像以上ですね。」
「次は縁下妹込みで出入り禁止にした方がよかないか。」
「考えます。」
次章に続く