第4章 手を伸ばして＊グリムジョー

痛そうな呻き声を時折漏らしながらも、シーナは顔を紅潮させて俺を感じようとする。

胸を揉む力を弱めずに、唇を離してシーナの乳房に吸い付いた。舌と上顎で強く挟んで、ガリッと歯を立てると「ああっ！」と眉を顰めて、自分の口を手の甲で押さえる。

舐めている方の胸から手を離し、薄い腹や内股を撫で回した後、しとどに濡れた秘部に指を滑らせた。

「…ん、ふぅ…アっ！」

ツプリ…何の抵抗なく呑み込まれた三本の指を奥深くで動かし、親指で充血した蕾を捏ね回す。

シーナは歯を食いしばって脚をガクガク震わせて、はしたない喘ぎ声を部屋中に響かせる。

「ぅんんんう…は、んっ」

「チッ、こんなに溢れさせやがって…俺とヤるようになってから随分淫乱になったな。」

「ん…や、あ」

手形が赤く残る程強く揉まれた胸が上下して、膣が指を締め付ける。

（イッたな…。）

それを合図に、俺はそそり立つ自身を秘部に宛てがい、一突きで子宮口を押し上げた。

「んはぁあああああーーっ！！」

ギチギチに拡げられた膣が激しく収縮し、シーナが白目を向き、身体を強ばらせて卑しい嬌声と共に絶頂へダイブした。

まだ終わらない至極の快感の中で、俺は痙攣が収まるのを待たずにシーナをめちゃくちゃに突き上げた。

粘着質な音がますます大きくなっていき、シーナが3度目の快感に落ちたので背中に腕を回し、対面座位で突く。

「は、は、あぁあ、はあ…！」

気持ちよくて仕方がない、という顔をしたシーナが、真っ赤な欲情に染められた唇を重ねる。大きな律動で何度も唇が離れたが、手を伸ばして俺の首にしがみつき、必死にキスをしては舌を絡める。

頭の中がイヤラシイことでいっぱいの俺は、まだ触れたことのない部分を指先で撫でた。

「ひゃっ…！や、汚、い…からぁっ！あん！」

「嘘つけ、後ろの穴触られてヒクヒクさせてるクセによ！」