• テキストサイズ

【短編集】ILY【R18】

第3章 気付くのはいつも突然*黄瀬涼太


「でもれんさんは俺より年上ッスから…。」

「ううん、そんなことどうだっていい。私も…涼太に呼んで欲しい。」

黄瀬は顔を赤くして、またれんを抱き締めた。

「…反則ッスよ…可愛すぎる…!」

「か、可愛い…!?」

「れんを俺だけのものにしたいッス。」

治まりかけていた鼓動が一気に加速する。

(涼太になら…涼太となら、私…。)

「明日の仕事は夜からッスから、昼まで一緒に居たいッス。」

黄瀬はれんを抱きかかえると寝室に向かう。
前にもれんの家に来たことがあったため、迷う事は無かった。

(これ、お姫様抱っこ!?)

軽々と持ち上げられてなす術がなく、大人しくれんは自身の部屋に運ばれた。

壊れ物を扱うかの様に、優しくベッドの真ん中に寝かされ、黄瀬がれんに覆いかぶさる。

「あ、私まだシャワー浴びてない…!」

「後でいいッス。俺も一緒ッスから。」

でも…と言いかけたれんの唇を塞ぎ、言葉を紡ぐことを許さない。

「ん…はっ…」

お互いの熱が絡まり、口の端から二人の唾液が零れ落ちる。
息が上がって、興奮した黄瀬自身が隆起している。
初めて黄瀬のモノを見た時は、舐めるだけだったから意識していなかったが、かなり大きい。

人並みに経験があったれんでも、この大きさのモノを見たことはなかった。

何度もキスを繰り返し、お互いの服を脱がせ合う。

「れん…綺麗だ…。」

唇から首筋へ、鎖骨から胸元へと唇を這わせてキスマークを付けていく。甘酸っぱい痛みに吐息を漏らし、黄瀬が与える刺激に感じ入る。髪の毛が肌の上を滑るだけで気持ちイイ。

「あ…ぁん…!」
/ 245ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp