第2章 好きなのに*六道恭平
俺の珍しい表情を見れて嬉しいのか、ニコニコするれんに安堵のため息が漏れた。
(この野郎さんざん心配かけてこれかよ…まぁでも、コイツらしいな。)
心の中で愚痴りながらもやっぱりれんの可愛さに負けてしまう。ついつい虐めたくなってしまい、俺は不意打ちでれんの唇を貪りながら柔らかい胸に手を伸ばした。
もうそこからはただひたすられんと溶け合った。
「ああっ…ダメぇ、ん…!」
片手で胸を揉みしだきながら、口内で主張する可愛い尖りを舐る。
ぴちゃっ、ちゅくっと卑猥な音を立てながら乳房に吸い付いた。
「あんっ…や、ンンン…アッ…!」
胸だけで感じて喘ぎ声を漏らすれんが可愛くて…
媚薬のように耳をくすぐる声をもっと聴きたいと、空いてる手をれんの下肢へと伸ばした。
下着の上から秘裂に触れると、もう下着の役割を果たしていないほどしとどに愛液で濡れていて、ツーとなぞるとクチュリと音を立てて秘部に布地が張り付いた。
「ンンっ、ゥん、アァ…、っ」
「やっぱイヤラシイ身体してるな…。」
「あ、ヤダ、言わない、で…恥ずかしっ…!」
もうこいつは煽りのプロだな。と笑っていると、れんが何かをポツポツと喋り始める。
「私ばっかりで、いいんですか…?」
「は?」
「だって、その…あの…。」