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【短編集】ILY【R18】

第13章 濡色*爆豪勝己


「う、あぁ…あ…」

背筋を撫で上げる度に、敷布団に埋まった陽月の口から嗚咽が漏れる。

悲しいよな…愛する人がいるのに、こんなクズに今から犯されるんだもんなぁ…悔しくてたまらねぇよな…

腹の底から湧き上がる愉悦を堪えられず、喉に住み着く魔物が何度も声を出して笑った。

「ククッ…泣けよ…声が枯れるまで泣けば自由にしてやるからよぉ…!」

加虐心に火が付いた俺は、高揚感に肥大した心臓に急かされて陽月の脚の間に移動する。
膝丈スカートを捲り上げると、身体の中心部が濡れて下着の色が濃くなっているのが見えた。

(そういや、恐怖で濡れることもあるって聞いたな…)

秘部の形がくっきり浮き出たソコは煽情的で、熱い血潮が俺の下半身に集中し始める。

早く滅茶苦茶に突き上げて啼かせたい…
絶望しながら快感に屈服する姿が見たい…

白くてハリのある尻に手を這わせば、スベスベときめ細かい肌が掌に吸い付いて、えも言われぬ心地よさに口角が上がった。

「んっ、ム、んんー…!」

嫌がる陽月を無視して手を滑らせ、下着の横側を破く。
ただの布切れとなった下着が片脚に絡んだ状態で、陽月の両ふくらはぎを掴んだ。

「体力落ちたな…もう暴れねぇのかよ。」

船の舵を取るようにグルッと腕を回すと、いとも簡単に陽月の身体の向きが変わる。
今度は仰向けになった陽月の服に手を掛け、下に引っ張った。

「フッ…想像以上にいいぜ…」

陽月の両手は縛られているため、服が腕から抜けることは無く、布が肘から下に頼りなく巻きついているような姿になる。

「あ…止めて…お願い……」
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