第6章 独占欲 (裏
「…う、あぁ…締め、すぎ……」
「ん…っ、気持ちいい…?」
さっきまでの気持ちよさにまどろむ表情とは裏腹に、妖しい瞳で見つめてくる
両手で俺の頬に触れ、優しい口づけをされる
「気持ち…いいよ…」
俺は吐息を交えながらキスを繰り返し、そう伝える
密着した部分が熱くて、ますます気が高ぶってしまう
次第に荒くなっていくの息…
それと同時に俺の腰が動きを制御できなくなる
妖しい瞳はまた何処かに行ってしまう
トロトロした、エロい目。
「んぁ…っ!!あっ、あ…んん…」
「ちょっと、…っ、締めすぎ…だって……んっ…」
彼女の声が俺の性欲を刺激する
無意識のうちにますます大きく突いてしまう
「あぁああっ、あんっ、んっ、あぅ…」
潤んだ瞳で俺を見つめながら喘ぐ
頬が紅潮して…可愛い
愛おしい。
「ね、…はぁっ…お願い…」
「なに…?」
腰を動かすのを止め、じっと見つめ合う
「俺以外のところ、…行かないでほしい」
の口元が緩む
繋がったまま両腕が首にまわされ、そのまま抱きしめられる
胸の突起が当たっているのが俺の肌に感じられた
それに対しては、興奮よりも愛おしさが勝る…
「大丈夫…臨也さんが好き、だから。」
「ごめん、好きって言われただけでイきそうになった」
「変態…」と言って彼女はクスクス笑った
「いや、もう既にイきそうになってた」
「じゃあ最後までしよ?」
俺はなかなか見せない優しい笑みを向けた
歪んだ感情が一切混じっていない、純粋な笑み
そして俺もの首に腕をまわす
抱きしめ合う
これ以上はないほどに強く。
夢中で腰を振った
結合部が熱くて、互いの液でびしゃびしゃになっているのが分かる…
それが潤滑剤の代わりになって、締め付けられたの中も激しく突ける。
俺たちは本能的に求め合っている
そう思った
誰にも邪魔はさせない
「あっ、んん、…イく…」
「っ…俺も…もう無理…っ……あぁぅっ…!!」