第2章 特別企画
すると、すぐ大倉から寝息が聞こえて来る。
「大丈夫なんかな?大倉…」
「ちょい心配やな」
大倉を心配して、眉を潜める2人。
「〜♪」
とは対照的な人物が1人…。
「どっくん、久しぶりにテンション高いなぁ」
少し安心したような横山くん。
「久しぶりに大倉と喋れたからやろ、亮」
珍しく、ズバッと言うヤス。
「わっ⁉︎ちょ、ヤス!しーっ…」
大倉本人に聞かれたらアカンやん。
「大丈夫や、亮。
大倉寝とるから」
「セーフ…」
ホッと一息つく。
「最近の大倉、よう寝ますなぁ…」
しみじみ呟くマル。