【DIABOLIK LOVERS/短編集/R18】
第1章 お前だけが欲しい【逆巻アヤト】
「おっ、マジか?まぁたこ焼きが食えんなら、ちょっとは我慢できそうだな。約束だからな?」
『うん、約束ね?』
なんと言うか…単純。
走行しているうちに学校へ到着し、次々と車から降りれば兄弟バラバラに散らばる。
教室に来れば、私達は席に座った。
アヤトくんが席に座った瞬間に、クラスの女子がアヤトくんに話しかけている。
「アヤトくん…おはよう…。あの、良かったら放課後…」
「あ?めんどくせぇな……まぁ…」
クラスの女子とアヤトくんが何か話してるみたいだけど、なんか良く聞こえないな…。
何話してるんだろう…。
やっぱり気になっちゃうよ…。
「それで…」
「あぁ…気が向いたら…」
何かの約束を取り付けられているように見えるけど…
聞きたいが為に耳を傾けるが、あっという間にHRが始まり授業も始まってしまった。