【DIABOLIK LOVERS/短編集/R18】
第2章 甘いものよりキミ【逆巻カナト】
「ごちそうさまでした」
あっという間にケーキを完食したカナト。
『食べてくれてありがとう、カナトくん。すごく嬉しいなぁ♪』
嫉妬しつつ全部食べてくれたことに嬉しくなりほんのりと笑みを浮かべる。
すると、テーブルの上に置いてあった生クリームを手に取ればじっと見つめている彼。
「あ。生クリームまだ残ってました…もったいないですね」
『あー、使いきれなかったね…用意したの多過ぎちゃったみたい』
「……これは…名無しさんに使います」
『……えっ?』
私は耳を疑った。
「テディ、ちょっと待っててね…」
そう言ってテディを椅子に座らせ、再び私に向き直る。
「大好きな君に、大好きな甘い物を飾り付けして食べたら…どれだけ美味しいか…ふふ」
『か、カナトくん?美味しくないよ?きっと…』
「美味しいですよ…きっと…」
そう言って服に手を掛ければ脱がしていき、胸を露にすれば首筋から胸にかけて生クリームを塗っていく。
『ひゃっ…か、カナトくん…//』
「いいですね…美味しそうですよ、ケーキよりも」
生クリームの塗られた首筋に下を這わせればぺろぺろと舐めていく。
「んっ…ふ…、はぁ…」
チュッ…ぺろっ…ぺろっ
『あっ…はぁ…んっ…//』
「ん…すごく甘くて…美味しいですよ…っはぁ…ん」
首筋から胸に舌を移動すればいやらしく舌を使って舐めていき。
『はぁ…っ、ぁ…そこ、ダメっ…//』
「ココがいいんですか?こんなに反応して、エッチですね…んっ」
チュッ…ちゅぱ…ちゅぱ…チュッ…
『んぅっ//やっ…あっ…//』
「可愛いですよ…名無しさん…もっと欲しくなります…」
お腹に生クリームを塗れば、胸をいじりながら再び舌を移動させればお腹を舐めていく。
『あっ…くすぐったいよっ…カナトくん…//』
「んっ…はぁ…何だか噛みたくなりました…今の名無しさんの血はいつも以上に、すごくいい匂いをしています……はぁ…んっ…」
身体を見つめた後、脇腹に牙を突き立ててはゆっくり血を啜っていく。
『ひゃっ…!//ん…カナトくん…っ//』
「んん…チュ…っはぁ…、美味しいです…ねぇ、すごく美味しいよ…名無し」
『はぁ…はぁ…カナトくん…』