第13章 正しい方を考えるのも、章名考えるのも難しい
銀時は木刀を引き抜き、旦那に向かって行った。
私の前には神威が・・・・・
神「さてと、こっちも始めようか?瑠維」
神様、仏様・・・なんだっけ?とりあえず、お助けください!!
って柄にもなく頼んでみるけど・・・無駄みたい・・・私は、紅桜を引き抜いた。前の時よりも体に馴染んではいるが・・・前の時ほど気楽ではない・・・
『神威・・・本気なの?』
神「本気だヨ?かかっておいでヨ」
ダメだ・・・・本気出さないとこっちが殺られる。
神「こないなら・・・・・」
瞬間、神威の姿が消えた・・・が・・・
『こっちからたたっ斬る!!』
後ろに現れた神威を思いっきり斬った。
神「ハハッ・・・さすがだね。でも、服が破けただけだったみたい」
さすがに一撃では仕留めきれない。というか、速い。
『・・・やばい・・・かも』
強くなってる・・・そう思った刹那、目の前に神威が現れた。
『くっ!!』
なんとか刀で受け止める。だが、自分の足元はどんどん沈んでいく。体中の骨がミシミシと軋んでいるのがわかる。一瞬でも隙を作ればやられる。
・・・ふざけんなよ・・・こんな所で・・・こんな所で・・・
『死んでたまるかァァァ!!』
私はさらに力を籠め、神威の手を押し上げた。その時に神威に小さな隙が出来た。
『うらァァァァ!!』
思いっきり連打を叩きこむ。この手を止めれば私が殺られる。私は神威を吹っ飛ばした。だが・・・
神「すっごいや。こんなにボロボロになったの久しぶり。でも、まだだよ?」
こいつ・・・化け物だ・・・