第11章 久しぶりに会うと嫌な奴もなつかしい (吉原炎上編)
次の日
『あれ?云業も一緒に行くの?』
待ち合わせの場所に行くと、第七師団の団員で、夜兎族の云業がいた。
云「一応付いて行けって言われたもので・・・」
『ジジイ共もめんどうなこと押し付けるよね~。そんなに怖いなら自分たちで行って死ねって』
ぶつくさ文句を言っていると、いきなり脇腹に衝撃が・・・
『グフッ!!』
神「おはよう姉御!ちゃんと眠れた?」
そのまま私を抱きすくめる、ものすごい力で・・・
『神威!!ギブ!つぶれるつぶれる!!口から内臓飛び出るから!!』
神威の腕を全力で剥がしているが、さすが夜兎。びくともしない。そこに阿伏兎がやってきた。
『阿伏兎!!たすけて、たすけて、死ぬ死ぬ死ぬゥ!!』
阿「なにやってんだ、このすっとこどっこい!!姐さん死んだらどうすんだ!!」
助けを求めると、阿伏兎が助けてくれた。
『っあ~・・・助かったァ~・・・・・神威、最近スキンシップが激しすぎません?』
神「え~?そんなことないヨ?」
『いや、そんなことあるでしょ!?私、夜兎じゃないから!!地球人だからね!?』
神「強さは夜兎をも上回るけどね?俺より強い地球人なんて姉御以外見た事ないし」
『居るから、私より強い奴』
銀時とか銀時とか銀時とか・・・・・あれ?銀時しか言ってなくね?
阿「すっとこどっこい共、さっさと行くぞ」
『ちょっと!?神威と一緒にしないでよ!!』
先に行ってしまっている云業と阿伏兎を追いかけた。
ん?神威も行くのか?・・・・まあ、いっか。