• テキストサイズ

苦しみの中の幸せ Part2  (銀魂 土方落ち)

第10章 文通って・・・めんどくさい



新八君の家に着くと、私はインターホンを鳴らした。
しばらくすると、お妙さんが出てきた。

妙「あら、瑠維ちゃん。どうしたの?」
『うちのゴリラとニコチンマヨ野郎来てませんか?』
妙「ああ!!来てるわよ、新ちゃんの部屋で何かしてるみたい」
『すみません・・・上がっていいですか?』

そう尋ねると、ええ、いいわよ、と笑顔で返してくれた。

妙「新ちゃん、お客さまよ」

新八君の部屋の前に立ち、お妙さんが中に声をかけた。

新「お客さん?入ってもらってください」
妙「どうぞ」

お妙さんがふすまを開けると、そこには、天パとマヨラーとゴリラとメガネが居た。

『局長と副長が仕事さぼるなんて・・・世も末ですねぇ?』

たぶん、私は今、すっごく不機嫌な顔をしているだろう。中に居る人達が固まっている。

妙「じゃあ、ごゆっくり」
『ありがとうございます、お妙さん』

周りから見れば、笑顔のやり取りだが、私たちは眼で会話していた。その内容は・・・

妙「あのゴリラをしっかり、抹殺しておいてね」
『はい、わかっています。任せてください、お妙さん』

という内容だった。
/ 310ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp