第8章 持つべきものは友達
その後は隊士たちに質問攻めにされたり、総悟がくっついて
放れなかったりと色々大変だった。
そして、朝の会議の時間になった。
『・・・そぉ~ごく~ん・・・』
沖「なんですかィ?」
『放れようか?いい加減』
沖「いやでさァ」
わざとのように、私に甘えてくる総悟。べったりと肩に頭を乗せてくる。弟みたいで、邪険には扱えないのが非常に困る。そして何より困ってるのが・・・
『総悟!!トシがこわい!!』
普段から瞳孔開いてるのに、今日はいつにも増して開いている。そしてその目でこっちを見ないでぇぇぇぇぇぇ!!
沖「もっと怒らせたらどうなるんですかねィ?」
『ぬあ!?ちょっと総悟!?』
私の膝にごろんと寝転がってきた。俗に言う膝枕ってやつだ。いつもなら可愛いのだが・・・
ト「最近は、攘夷浪士の(怒)」
怒ってるって、こわいって、鬼の副長モードだよ、あれ。
冷や汗をだらだら流しているといつの間にか会議が終わった。