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苦しみの中の幸せ Part2  (銀魂 土方落ち)

第6章 自分の信念は貫き通せ (真選組動乱編)



銀「それにしても・・・瑠維」
『なに?』

私たち二人は、伊藤が斬られた後も、二人して車両にもたれかかっていた。
新八君と神楽ちゃんは銀時に追い払われた。

銀「随分と感情移入するようになったじゃねーか。俺ァ感動したぜ」

いじわるそうな笑みを見せてくる。
私はしばらく無言でいたが、口を開いた。

『・・・昔の私もあんな感じだったのかなって思っただけ・・・』
銀「・・・なるほどな・・・」
『・・・それに・・・』
銀「それに?」
『何でだろ?なんか死んでも一人って思ってほしくなかったんだ』
銀「・・・ふ~ん・・・」

私たちはそれから言葉を交わさずに、それぞれの家へ帰って行った。
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